道産陸上スリ身8月、異例の減産100トン割れ

2016年9月28日

 全国すり身協会(北海道網走市)によると、8月の北海道産陸上スリ身の生産はわずか79トンにとどまった。月間100トンに落ち込むのは異例。道産スケソウ資源低下に伴うTACの削減や鮮魚出荷に加え、輸出で生鮮の韓国向けや、中国向け冷凍がそれぞれ優勢で、スリ身に向けられる原料が常時不足しているためだ。[….]

「北海道産陸上スリミの生産推移」本紙参照