道が「こどもおさかな教室」、売り場で名前や産地学ぶ

2018年8月7日

コープさっぽろの鮮魚売り場で産地や価格を調べる子供たち

 北海道水産林務部主催の「見て!知って!食べて!こどもおさかな教室」が1日に行われ、夏休み中の小学3?6年生29人がコープさっぽろの水産物売場などを見学した。
 午前中は、店舗でどんな魚がどうやって売られているか勉強するため、コープさっぽろ二十四軒店を訪問。食品表示や新鮮な魚の見分け方などについて学んでから、早速鮮魚コーナーへ。売場には、道産のマイワシ、天然ブリ、ホッケ、キンキなどおなじみの魚が並んでいたほか、普通の店舗では見られない道外の千葉県産のキンメダイやスズキ、愛媛県産のタイラ貝などが売られていた。
 児童らは魚の名前と産地を調べながら、配られた問題用紙に、鮮魚の中で「いちばん大きな魚は何か」「値段のいちばん高い魚は何か」を記入。この日のいちばん大きな魚は北海道産の天然ブリで、最も高い魚は千葉県産のキンメダイ(9800円)だった。冷凍品や加工品も含め道産ではどんな魚介類が売られているか、道外でどんな産地からどんな魚介類が売られているかなどを勉強した。
 続いて、バックヤードを見学。冷凍庫に入ってマイナス17度Cの温度を体感。魚を乗せたトレーを置くだけで瞬時にラップとラベル貼りが完了するのを見た児童らは「早過ぎる」と驚いていた[....]