通関統計(10月)/輸入、チリギンとエビ増加、マグロ不振で総じて失速

2017年11月30日

 財務省が29日発表した10月の通関統計によると、水産物の輸入は20万5597トン、1521億8500万円で、数量は2月以来、わずかなマイナスとなった。主力商材のサケ・マスやエビ類がまとまりをみせたものの、冷凍マグロの減少が足を引っ張った。輸入金額は16・2%増で、高水準を維持した。[….]

「輸入通関実績(主要品目10月)」本紙参照