2020年3月17日
農林水産省は13日、新型コロナウイルスへの感染が確認された場合の業種別ガイドラインを公表した。生産者や食品事業者が経営・操業を維持するための行動指針で、卸売市場など食品産業事業者や漁業者など業種ごとに、予防対策をはじめ、感染者発生時の対応や事業継続に関するポイントを示している。
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農林水産省内の対策本部は、「食品を介して感染した事例は報告されていない」(2020年2月21日現在)、「一般的な衛生管理が実施されていれば、操業停止や食品廃棄などの対応は必要ない」などの考えを示したうえで、体温の測定や記録などの体調管理、小まめな手洗い・手指の消毒、せきエチケットなどの実施を基本的な予防策として提示した。[....]