貿易統計(財務省2014年)/食料品の輸入6.7兆円

2015年2月25日

 財務省の貿易統計(確報値)によると、魚介類以外も含めた食料品輸入は昨年、前年に続いて6兆円を大きく超えた。逆に輸入数量は畜肉以外の減少が止まらず、食料全体で3500万トンを割り込んだ。また、輸出金額は2年続けて増加した。

 集計のあり方が農林水産省とは異なるが、分類されている分野の食料品全体の輸入量は昨年、全体で約3475万トンとなり、前年の実績に比べて2・7%減少した。前年より減少するのはこれで3年連続で、むしろ減少率が年々高まる傾向を描いている[….]

「食料主要品の貿易収支」本紙参照