豊洲で令和の初セリ、クロマグロ一本値1億9320万円

2020年1月7日

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過去2番目の高値がついたマグロ

 令和最初の初セリが5日、東京・江東区の豊洲市場で行われた。最高値を付けたのは築地魚市場(株)が上場した青森・大間産の276キロのクロマグロ。一本値1億9320万円で寿司チェーン「すしざんまい」を運営する(株)喜代村が落札した。魚体は昨年、過去最高値で取引されたキロ120万円のマグロとほぼ変わらない大きさでキロ値換算は約半値の70万円。それでも過去2番目となり、改元後も超高値水準が続いた。

 喜代村の木村清社長は今年の初セリについて「よいマグロがたくさん並んでいた」と振り返り、「いちばんよいものをセリ落とした。お客さまに今年もおいしいマグロをいっぱい食べてもらいたい」と笑顔を見せた。価格については「ちょっと高いが使った分は今年1年がんばって働きます」とコメント。[....]