荷受扱い情報/札幌は低調、冷ホッケなど落ち込む

2013年5月14日

 札幌市中央卸売市場水産物部の4月の取扱高(同市場まとめ)は、冷凍魚の落ち込みなどから7178トン(前年同月比6・6%減)、60億6800万円(5・1%減)と、量・額ともに前年を下回った。平均単価は1・6%高のキロ845円。

 品目別にみると、鮮魚は数量では前年割れを喫したが、平均単価のアップにより金額ではプラスを確保した。数量はむきホタテが16%減の204トン、ニシンが16%減の147トンと伸び悩んだほか、マガレイ(57%減)や輸入ウニ(55%減)も大幅に落ち込むなど、主力魚種が総じて減少した。

 (「札幌市場の取扱量(25年4月)」一覧は本紙参照)[....]