臼井社長インタビュー/「第一昭福丸」竣工

2020年2月28日

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新しいチャレンジが満載の第一昭福丸

 ?臼福本店(宮城県気仙沼市、臼井壯太朗社長)が?みらい造船で新たに建造した遠洋マグロはえ縄船・第一昭福丸(486トン)が2月に完成し、3月4日から操業を開始する。国のもうかる漁業創設支援事業を活用して行う取り組みは、乗組員の労働・居住環境を向上させ、「人が集まる船」の実現を目指す。洋上インターネットの常時接続やデザイン性の導入など、マグロ漁業の未来を先導する新たなチャレンジを紹介する。

 マグロ漁業を人が集まる魅力ある産業に変えて、次世代につなげたい。臼井壯太朗社長はその熱い思いで、新船の建造を決意した。臼井社長の行動力が切り開いた水産業を超えた人とのつながりが新たなアイデアを生み、長年培われた職人の造船技術がそれを具現化した。新船に関わったすべての人にとって初めて尽くしの挑戦。水産業と他産業の双方にとって、未来につながる扉が開かれた。[....]