米国・主要水産物輸入(11月)/エビ好調・サケ失速、ティラピアも減少

2017年1月23日

 米農務省(USDA)のまとめによると、米国11月の主要水産物の輸入は、アトランティックサーモンやティラピアなどが著しい減少をみせた半面、エビ類は全般的に好調を維持した。主力魚種のうち増加が目立ったのはエビ類。11月は冷凍エビが4万7010トンと前年同月を5・3%上回り、これで5か月連続でプラスとなった。また、生鮮・調製品(加工品)のエビも1万4784トンと8・5%の伸びを示し、冷凍と合わせたエビ類は全体で6万トンを大きく超えた。

「米国の主要品目輸入実績(11月末)」本紙参照