築地シラス干/存在感高める輸入品17年は44%増、不安定な国産の穴埋め

2018年4月5日

 カタクチシラス(カタクチイワシ稚魚)の不振で、通年の安定したシラス干供給が望みにくくなっている中、輸入のシラス干の存在感が高まっている。2017年の輸入量は1884トン(前年比44%増)の伸びで、過去10年で最多だった。18年1?2月ですでに462トン(前年比106%増)と、ハイペースを維持している。[….]

「シラス干(かたくちいわし調製品)取輸入量の推移」本紙参照