第14回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

2012年7月13日

水産ビジネスに直結する見本市として、今年14回目を迎える「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」。国内外で水揚げされた魚介類やカマボコなどの加工品、調味料、水産加工機械、冷凍・冷蔵関連機器、包装、寿司、水産技術など水産にかかわるあらゆる製品や資機材、ソフトが一堂に集まる国内唯一のイベントとして認知されている。

今回のシーフードショーには日本全国から約500社、海外から前回を上回る14か国1地域から約100社の合計約600社、6000品目の魚介類、水産加工品、関連技術などが紹介される。

今年の特徴としては、日本貿易振興機構(JETRO)が12か国から約20人のバイヤーを招致し、出展各社と商談機会のサポートを行うほか、各出展ブースには商談スペースを隣接するようなレイアウトにし、商談しやすい形にする。展示会場中央部には「東日本大震災被災地コーナー」を設置し、商品、商品見本、パンフレット、ポスターなどを展示する。また、シーフードショーが大学などの機関による研究発表の場になっていることもあり、セミナーなど積極的な活用を進めている。

昨年の震災により被災した地域からは43社が出展を予定しているほか、魚で地域振興を図るため、各地域の鮮魚や養殖魚、加工品が並ぶ予定となっている[....]