空輸アトラン3月輸入、引き続き減少

2013年5月8日

 生鮮(空輸)アトランティックサーモンの3月輸入は、主力のノルウェー産が大きく落ち込み、前年同月比で2割近い減少となった。ただ、春の需要期で搬入量は2000トン台を回復し、生鮮フィレーの輸入も伸びた(本紙参照)。

 財務省の通関統計によると、3月の生鮮アトランティックの輸入量は2163トンで、前年同月比17・8%の減少。2月も2割近く減少していたので、2か月連続の大幅後退となった。

 このうち主力のノルウェー産は1798トンで、25・9%減。2月の25・5%減とほぼ同様の比率で低下した。実数は少ないが、英国(スコットランド)産も15・1%減、豪州も25・4%減となった。[....]