空輸アトラン輸入(上半期)/大幅減

2013年8月2日

 ノルウェー産を中心とした空輸アトランティックサーモンの今年上半期の輸入量は、昨年同期を約2割下回った。出荷価格の高騰が続いているためだが、一方ではフィレー製品は伸びている。為替の大きな揺り戻しでもない限り、今年後半の回復は難しい。

 財務省の輸入通関統計によると、今年1?6月の生鮮アトラン輸入実績は、頭付き(SD=セミドレス)1万1083トン(前年同期比21・2%減)、フィレー3479トン(23・5%増)で、生鮮全体の輸入量1万5167トンの96・0%を占めた。[….]

(「生鮮(空輸)アトランティックサーモンの主要国別輸入推移」「生鮮サケフィレーの月別輸入推移」)本紙参照