秋サケ水揚げも商戦も商戦挽回に苦戦、道産6割漁で魚価下がらず

2016年9月27日

 北海道の秋サケ漁は、前半の盛漁期を迎えているものとみられるが、昨年のボリュームには及ばず、累計での漁獲格差は日に日に広がっている。直近の業界集計では1万6000トン以上の格差がつき、これを埋め合わせるのはもはや不可能に近い。魚価は下がらず製品価格の見直しが進む可能性が高い。
 岩手県でも9月20日現在までの漁獲量は昨年の3分の1、浜値は3割高と異例だ。[….]

「北海道の秋サケ水揚げ日報(9月24日=道ぎょれんまとめ)」「岩手県の秋サケ漁獲情報(9月20日現在)」本紙参照