秋サケ情報(全国)/三陸の落ち込み顕著

2015年12月21日

 全国11月末の秋サケ漁は、本州太平洋側の失速によって昨年同期をやや下回った。ボリュームは少ないが、本州日本海側の秋田から富山がなぜか際立って多く、これが岩手や宮城の減少を若干ながら補完している。
 各道県の集計をまとめると、11月30日現在の水揚量は3802万8000尾、重量換算12万8665トンで、前年同期比は尾数で1%、重量で3%ともに減少[….]

「平成27年度の全国秋サケ漁獲概要(11月30日現在)」本紙参照