生鮮サンマ商戦はメーカーで明暗、道東サンマ終漁

2014年12月2日

今期は大型で質のよいサンマが売場を賑わせた

今期は大型で質のよいサンマが売場を賑わせた

 道東のサンマ漁は11月末で大方終了した。今期は大型主体の魚体組成が終盤まで持続しており、食用向け生産が大幅に増加する異例の展開をたどった。生鮮商戦については、販路や輸送手段の有無で各メーカーの勝敗が分かれたとされる。一方、冷凍在庫については相当量が積み上がったとみられており、特に大型サイズについては、この先厳しい販売が予想される。

 今期の道東サンマ漁は9月に入って本格化。その後、ボリュームダウンしながらも11月下旬まで水揚げが持続、久々に“息の長い”シーズンとなった。業界筋集計では、道東のサンマ水揚げ(11月末現在)は不漁だった前年を15%程度上回ったもようだ。

 今期、特筆すべきは「11月下旬まで2キロ入り10尾サイズがつくれた」(加工業者)など、シーズンを通して組成が大型中心で推移したこと。大手メーカーの幹部も「こんな年は初めてだ」と驚きを示す[....]