珍魚さかなクンが解説、水産庁がこども霞が関見学デー

2018年8月3日

子供たちにクロサギを見せるさかなクン

 水産庁の2018年度「こども霞が関見学デー」が1、2日の両日、同庁で開かれ、多くの親子連れが来場した。初日のさかなクンによる「お魚セミナー」では、抽選で選ばれた60人の幼稚園児と小学生らが参加し、お魚クイズで盛り上がった。
 さかなクンがその場でイラストを描き、出したクイズに、子供たちはわれ先にと手を挙げた。そのあと、さかなクンの出身地、千葉県館山市で自ら定置網漁船に乗って獲ってきたカンパチやブリ、アジ、エイなどを手に、魚の特徴を解説。クロサギは、由来となった鳥のサギのように伸びる口が披露されると、子供たちから驚きの声が上がった。
 メイン会場では、「おさかなたべよう大使」のサンリオキャラクターKIRIMIちゃん.が記念写真に応じたほか、カツオ節削り体験、福島の漁業のスタンプラリー、クジラの竜田揚げの試食など、さまざまな角度から水産業への関心を促す工夫が施されていた。
 水産庁は漁業の取り締まりをパネルで紹介したほか、漁業取締船・白萩丸のペーパークラフトの配布や実物の特殊装備の試着、着色弾発射装置の展示を行った。[....]