漁業の魅力高校生に伝える、道女性漁業士が料理教室

2019年1月29日

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料理教室の終了後に参加者全員で集合写真

 市立札幌大通高校の生徒らを対象にした北海道女性漁業士による「おさかな料理教室」が19日、同校で行われた。若い世代に漁業や魚の魅力を身近に感じてもらおうと、女性漁業士同士が連携して昨年初めて実施。生徒らに好評だったため、今年も開催した。課外授業の一環として、教員や保護者も含め約20人が参加した。
 講師を務めたのは田中郁子さん(JF羅臼漁協)、川崎尚子さん(JFえりも漁協)、中井寿美子さん(JF石狩湾漁協)、酒井昌子さん(JF根室湾中部漁協)、加藤政子さん(JF北るもい漁協)、古海光枝さん(JF日高中央漁協)の6人。最初に加藤さんと古海さんが地域の漁業や活動内容を紹介。えりも漁協の川崎さん家族が営むコンブ漁業を紹介したインタビュー動画も見てもらった。
 調理実習では、イカ、ホッケ、ホッキ、タコ、ハタハタ、コンブ、毛ガニなど、女性漁業士が持ち寄った自慢の食材が登場。酒井さんがホッキ貝のむき方を実演、料理ごとに5班に分かれ、約2時間かけて、イカ飯、ホッケのカマボコ、ホッキ飯、タコのかき揚げなど12品の料理を完成させた。[....]