海難漁船4隻減の539隻、人為的原因が大半

2019年4月24日

 海上保安庁は16日、2018年の「海難の現況と対策」を公表した。同庁が認知した18年の漁船海難隻数は539隻(前年から4隻減)、死者・行方不明者は26人(19人減)だった。種類別では、衝突が165隻(26隻増)で最も多い。このうち144隻は見張り不十分で発生した。操船不適切11隻、居眠り運航6隻を合算した人為的要因による海難は161隻(98%)に達した。[....]