水産AI普及へ学習データ不足、水産工学会シンポ指摘

2018年10月11日

 日本水産工学会(大竹臣哉会長)は6日、東京海洋大学楽水会館で秋季シンポジウム「水産工学と人工知能」を開催した。水産の現場で人工知能(AI)に何ができるかを交え事例として報告したが、演者らは「AIの精度を上げるために必要な、正しくて大量の学習データ(教師用データ)が、水産業界には極めて少ない」と口を揃えて指摘した。[....]