水産物空輸(8月)/数量・金額とも減少幅拡大、北欧サケやキハダなど失速

2016年10月7日

 財務省が発表した輸入通関統計のうち、航空貨物(エアカーゴ)で搬入される水産物は8月、数量、金額ともに減少幅を拡大した。エアカーゴは前7月を分岐点にマイナスに転じた。北欧のサケやキハダ・メバチなど、大型商材の減少が響いている。8月の空輸実績(本紙推定)は5857トン、90億6600万円で、昨年同月と比べて数量は6・1%、金額は8・8%ともに大きく減少。[….]

「水産物の空輸実績(8月)」本紙参照