水産物空輸(11月)/北欧アトラン減少響き再び前年割れ

2017年1月25日

 財務省が発表した輸入通関統計のうち、航空貨物(エアカーゴ)として持ち込まれる水産物は11月、再び前年同月を下回った。輸入額は前年より1か月早く1000億円を突破したが、前年との増加格差を次第に縮めてきた。空輸実績は5362トン、82億8400万円で、前年の同じ月に比べて数量4・0%、金額3・5%それぞれ減少した。空輸の柱であるアトランティックは頭打ちで、11月は1519トンと前年同月比16・7%減少し次第に落ち込みを著しくしてきた。[….]

「水産物の空輸実績(11月)」本紙参照