東京市場・塩蔵魚卵販売(9月)/イクラひね物で動き活発、筋子品薄で急騰2690円

2016年10月26日

 東京都中央卸売市場9月の塩蔵魚卵販売は、スケコ・明太子を除いて単価が高騰した。単価が上昇したカズノコ類は販売数が落ち込んだが、イクラは新物が異常な先高感を強めたことで、むしろ割安のヒネ物の荷動きが好転した。筋子は北米新物のベニ子やマス子の生産が伸び悩んだことで、先行き品薄を織り込んで平均売価はキロ2690円と急騰。1年前の新物が入り始める直前の2600?2700円の水準に逆戻りした。[….]

「東京市場の魚卵販売状況」本紙参照