東京市場・塩蔵魚卵販売(10月)/イクラ3割増加

2014年12月3日

 東京都中央卸売市場10月の塩蔵魚卵販売は、序盤好調だった秋サケ漁が失速したことで、これを弾みとしてイクラの荷動きが好転した。筋子とスケコ、カズノコ類は減少した。

 【筋子】北米生産量が伸び悩んだことや相場高が影響し、販売数は前年同月を4割近く下回って63トンにとどまった。一時軟化した販売価格は、再びキロ3000円を大きく超えて前年同月並みの3200円に迫った[….]

「東京市場の魚卵販売動向」本紙参照