最優秀賞ツナドリームが初連覇、長崎で養殖マグロ品評会

2019年12月17日

品評会の一般審査員には長崎鶴洋高校の生徒も参加した

 「第8回長崎発旨い本マグロまつり」品評会(長崎県まぐろ養殖協議会、JF長崎漁連主催)が7日、市内のホテルセントヒル長崎で開催された。最優秀賞は昨年と同じくツナドリーム五島のマグロを出品したJF五島漁協が、優秀賞には金子産業が選ばれた。審査委員からは「年々審査が難しくなる」との感想が漏れ、出品されたどのマグロも高いレベルだったとうかがわれた。

 ツナドリームの中村光辰所長代理は「品評会始まって以来初めてとなる連覇ができてとてもうれしい。2年前の優秀賞、昨年の最優秀賞に続く受賞となり、これで人工種苗マグロはおいしいと多くの人に分かってもらえると思う」と喜びを表現した。金子産業の木村知己社長は「第一回から出品し続けて初受賞となり、8連敗を阻止できた」と笑顔で語った。

品評会の翌日には長崎市のおくんち広場で開催中の長崎県水産加工振興祭展示即売会でマグロの解体ショーを実演。多くの来場者が開始前から席を取りマグロが当たるじゃんけん大会などを楽しんだ。[....]