日本水産、鯖やグループ提携、メニューや商品共同開発

2018年8月14日

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コラボ商品の缶詰を手に業務提携を発表する的埜社長(左)と右田社長

 日本水産(的埜明世社長)は10日、サバ料理専門店「SABAR」などを展開する鯖やグループ(本社・大阪府豊中市、右田孝宜社長)とサバに関する業務提携を行うと発表した。外食や監修商品の開発、サバ原料(陸上養殖)供給、メニュー開発、供給、イベントへの協力などを行っていく予定。
 的埜日本水産社長は「中計課題の『美味しく、健康につながる魚の新たな提案を生活者に届ける』目標と、鯖やの『サバの価値向上を実現し、サバのある未来を築いていく』という目標が合致し、業務提携を決めた」と説明し、「互いのチャネルでの得意分野を通じて、新しい提案を協業して行い、魚を、サバを、EPAをもっと身近なものにしていきたい」と述べた。
 両社は昨年10月、「ニッスイ×SABAR」で「スルッとふた」シリーズのサバ缶2品を発売。以来、イベントに参加するなど交流を続け、今年5月から業務提携に向けた取り組み検討を進めていた。
 右田鯖や社長は「今回、ニッスイさんと業務提携させていただくことに対し、期待されていることが大きいと理解し、自信をもって消費者に届けられるように努力したい」と語った。[....]