日出 英輔氏(ひので・えいすけ=漁業信用基金中央会会長、元自民党参院議員、元農林水産省農産園芸局長)

2012年1月18日

1月15日午後1時ごろ、胆のうがんのため、千葉県柏市の国立がん研究センター東病院で死去。70歳。
通夜は20日午後6時から、告別式は21日午前10時30分から、いずれも柏市柏5?9?1の「ライフケアメモリイパーク柏」(電話04?7162?4444)で行われる。喪主は長男・周輔(しゅうすけ)氏。

日出氏は、水産の町・気仙沼出身で、昭和39年に農林水産省に入省。平成6年の農産園芸局長を最後に退官し、農林漁業金融公庫(当時)理事に就任。10年には、参院比例区で自民党から立候補し、農林水産業界の支援のもと当選を果たした。

議員時代は、外務政務官などを歴任するとともに、特に水産政策の振興に尽力した。最近は、漁業信用基金中央会会長を務める傍ら、NPO法人ふるさとテレビの理事長としても活動。

震災後には、被災した地元、気仙沼の復興に向けて、二重ローン問題など地域の声や水産関係者の声を丹念に拾い上げ、地元の復興に取り組んでいた。