新MELで世界へ、5団体に初の認証式

2019年3月7日

クリックで画像を大きく表示します

認証式後の記念撮影

 マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)認証の審査機関である日本水産資源保護協会は6日、東京・赤坂の三会堂ビルで、MELが国際標準対応の新規格となって初の認証式を行った。北海道漁連、JF東町漁協、ヨンキュウ、ぎょれん総合食品(株)、中央魚類の5団体・企業に認証証書が授与された。

 MEL協議会の垣添直也会長は「新MELとして初の認証式だ。フロントランナーの皆さんに日本の水産エコラベル発展のためにがんばっていただきたい」などと激励した。

 北海道漁連は秋サケ定置網漁業で漁業認証、サケの仲卸で流通加工段階認証を取得した。川崎一好会長は「秋サケ定置が始まって100年以上になり、国や道と協力して続けてこられた。生産から仲卸、加工まで取得できたことは大変喜ばしい。自然環境を守りながら、消費者に喜んでもらえる漁業に育てたい」と語った。[....]