放流ウナギ性転換の可能性、シンポで青森内水研が発表

2018年7月10日

シンポジウム冒頭にあいさつする塚本会長

 東アジア鰻学会(塚本勝巳会長)主催の公開シンポジウム「うな丼の未来? 世界の中のニホンウナギ」が8日、都内で開かれた。シラスウナギの科学的・定量的モニタリング「鰻川計画」に呼応した研究発表で18年漁期の来遊が2か月遅れだった傾向が確かめられた。青森県産業技術センター内水面研究所の松谷紀明研究員が、同県小川原湖のウナギのオスからメスへの性転換の可能性を発表。[....]