幼稚園でお魚ランチパーティー、仙台でJFみやぎなど

2018年9月21日

「みやぎさかな絵合わせカード」で楽しく学習する園児たち

 仙台白百合学園幼稚園(仙台市泉区)で18日、地元の魚介類について学ぶ特別教室「おさかなランチパーティー」が開かれた。県と仙台白百合女子大、JFみやぎが共催した。それぞれに趣向を凝らしたゲームやクイズ、新鮮素材の試食提供などを実施。参加した年長組園児44人とその保護者の五感に、全国有数を誇る水産県ならではの多彩さと豊富さ、優れた味わいをアピールした。
 同女子大は「みやぎさかな絵合わせカード」と名付けたオリジナルの食育教材で園児を指導。県産の主要魚介類20種について楽しく学べる教材で、人間学部健康栄養学科の4年生6人が指導役となり、2枚の同じカードを見つける速さを競わせたり、特徴を大きな声で読み上げさせたりしていた。
 園児たちはカードをめくるたびに「この魚知っている。家で食べた」「サーモン大好き。回転寿司でいつも頼む」などと、夢中になって楽しく学んだ。
 県は保護者向けに「お魚をもっとおいしく食べよう!」と題して講義。JFみやぎはメインイベント「ランチパーティー」で振る舞う試食を調理。専用キッチンカーで駆け付けた職員が県産のホタテとギンザケを使った「海の幸お葛かけ」を作り、「スモークサーモン」「蒸しほや」とともに提供した。[....]