完全週休2日で105日休、全中協が新方針

2018年5月15日

 中央卸売市場の開設者で組織する全国中央卸売市場協会(全中協)は11日に開いた2018年度定例総会で、水産物部・青果部の臨時休開市日の設定に関する新方針を定めた。労働環境確保などの観点から、日曜・祝日含めての形とはなるが「完全週休2日」を想定した105日の「年間休業日を確保することを目標とする」との項目を盛り込んだ。
 年間休業日に関してはさらに「上記目標に上乗せして休業日数を設定することも可能とする」との表現も追加。基本的には盆休みと年末年始の年間休業日にカウントすることが基本と断りながらも、それを数に入れない形で休業日を積み増しするといった、それぞれの中央卸売市場で個別判断ができるように配慮した[....]