土用の丑を占う②/中村祐治・㈱ベニレイ市販流通部長

2017年7月7日

 2016鰻年度(15年9月?16年8月)末段階で大量の国産在庫が生じることになった。売り残しや契約残を抱えた量販店・スーパーが多く出る中“敗戦処理”に近い状態が、年明けから今春ごろまで長く続いた。ただ、それもいよいよ底がみえた。近年では値頃感のあった昨年秋の活鰻を原材料とした蒲焼に切り替わりつつある。[....]