土用の丑を占う④/森山喬司・佳成食品会長

2017年7月13日

 輸入活鰻を扱う業者にとって、2017鰻年度(16年9月?17年8月)は厳しい期になると覚悟していた。だが、フタを開けてみれば昨年並みに遅れており、6月下旬時点で前年同様、輸入物の出番となっている。台湾産は中国産との値差がほぼなくなって出番を減らしている。その中国産は、価格体系が複雑化している。[....]