台湾・陳漁業署長インタビュー「量より質」に転換

2017年8月30日

シーフードショー会場でインタビューに答えた 陳漁業署長と林総幹事

 台湾行政院農業委員会漁業署(日本の水産庁に相当)トップの陳添壽署長と民間の全国漁会の林啓滄総幹事は24日、「台湾が今後、漁獲(生産)量よりも品質の向上を目指していく」方針を明らかにした。東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた「第19回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」参加で来日したのに合わせ、水産経済新聞のインタビューに答えた。2人は日本などへの輸出拡大も図るほか、トレーサビリティや国内の消費の拡大にも力を入れていく考えを語った。[....]