南極海鯨類目視調査へ、「勇新丸」「第2勇新丸」が下関港を出港

2015年1月9日

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 クロミンククジラなど鯨類資源量推定に必要なデータ収集を主目的に南極海鯨類目視調査へ向けて、勇新丸(大越親正船長以下20人、724トン)、第2勇新丸(阿部敦男船長以下22人、747トン)が8日、下関港を出港した。昨年3月の国際司法裁判所(ICJ)での判決を受け、今期は非致死的調査だけを行う。

 出港を前に森下丈二IWC日本政府代表らが会見。森下代表は、「捕獲ができなければやめるというものではない。調査には科学的価値と責任がある」と述べて、南極海調査を継続していくことの重要性を強調。

 「国際的認識のもと、透明性を高めて行う」と説明。「国際捕鯨委員会が認めた調査であり、シー・シェパードの妨害などがあれば国際社会への冒涜となる」と述べた。

 松岡耕二団長(日本鯨類研究所調査研究部室長)は、「過去何年かの妨害によって(詳細な)調査データが得られていないが、きちんとしたデータを取り、新調査計画に生かしたい」と語った[....]