[1091]北西大西洋漁業機関(NAFO)第41回年次会合の結果について

2020年2月28日

カラスガレイ1286トンに、アカウオ割当は昨年同の550トン。

 今回は昨年9月23日から27日まで、フランスのボルドーにおいて開催された北西大西洋漁業機関(NAFO)第41回年次会合の結果についてお知らせします。

 北西大西洋漁業機関(NAFO)は、北西大西洋海域における漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用の確保を目的として1979年に発効した地域漁業管理機関(RFMO)で、我が国は1980年から加盟しています。会議では、主にカラスガレイやアカウオなどの底魚資源の保存管理措置などについて議論しています。

 この会合には、我が国をはじめ、EU、カナダ、米国、ロシア、ノルウェー、デンマーク(フェロー諸島およびグリーンランド)、キューバ、フランス(サンピエール・ミケロン島)、アイスランド、韓国およびウクライナの12か国・地域が出席し、我が国からは、飯野農林水産省顧問、水産庁資源管理部諸貫参事官の他、水産庁、外務省、国際水産資源研究所などから関係者が出席しました。今回の年次会合の主な結果は次のとおりです。

 ・令和2年(2020年)以降のカラスガレイ及びアカウオの資源管理措置

 カラスガレイの我が国の漁獲割当は1,286トン(令和元年(2019年)は1,255トン)、アカウオは、550トン(令和元年(2019年)と同様)となりました。

 次回年次会合は、令和2年(2020年)9月にハリファックス(カナダ)で開催される予定です。

(水産庁国際課)