冷凍水産物需給情報検討会(第2回)/7?9月?

2015年9月17日

 【イカ類】国内生産では、生イカの釣り漁が盛漁期を迎えているが、道東沖で局所的に水揚げがみられるものの低調である。船凍イカも3航海目に入るが、一晩100ケース程度と低調で、サイズも小さい。結果として、通常この時期は弱まる冷凍イカへの引き合いが強いまま続いている。

 八戸などの産地からは、魚群はあるものの水温が高く浮上してこないため、釣りやまき網では獲れないとの情報もある。近年スルメイカは後半型の漁模様になっているため、底びき網が始まる9月以降の秋イカ漁への期待が高い。[….]

「冷凍水産物需給情報(平成27年8月)」本紙参照