冷凍チリギン、相場巡り暗中模索

2014年12月22日

 年明けからの本格的な搬入シーズンを迎え、冷凍チリギンは身動きが取れない状態に陥っている。再出発のための値下げシナリオを描きたい日本側と、昨年同様に日本の価格をコントロール下に置いておきたいチリ側の思惑が、急速に進んだ円安で交点を結べないためだ。国内相場はブラックボックス化し、一度は決まった契約も多くが事実上の再ネゴとなっているようだ[….]

「冷凍チリギンの月別輸入状況」本紙参照