冬の王様“ひみ寒ブリ”の開始宣言いまだ出ず

2014年12月9日

遅れる「ひみ寒ぶり」、歳暮商材の花形が今年は大苦戦

遅れる「ひみ寒ぶり」、歳暮商材の花形が今年は大苦戦

 富山湾の“冬の王様”寒ブリの出足が非常に鈍い。平成23年度に管理体制が整備されてから4年目を迎えた富山・氷見市の統一ブランド「ひみ寒ぶり」は、今月8日になってもシーズンの始まりを告げる“開始宣言”が出ない。過去3年で最速だった前年度より、すでにひと月遅れている。

 「ひみ寒ぶり」の“開始宣言”は氷見魚市場に集約される6キロ以上のブリの魚体を、生産者・漁協・仲買人の代表9人による判定委員会が見極め、鮮度や魚体が十分と判断した時に発令される。1年目は11月26日、2年目は11月20日、3年目は11月13日と、年を追って早まっていたが、今年度は12月に入ってもまとまったブリが定置網に入らない。

 富山県農林水産総合技術センター水産研究所のデータを取りまとめた富山県水産情報システムの集計によると、今年11月1か月間のブリの漁獲量は、富山湾全体で83トン(前年比45%)と前年の半分だった。JF氷見漁協によると[....]