全国水産物在庫(11月末)/入出庫とも大幅減、2か月連続全年割れも90万トン確保

2019年1月22日

 水産庁が18日に発表した「冷蔵水産物流通統計」によると、全国主要冷蔵庫の2018年11月末現在の在庫量は90万3302トンで、前年同月比4%減となった。サバ類やイワシ類など、前年に潤沢だった魚種が減ったことが大きかった。入庫が再び1割超の前年割れとなるなどして、盛漁期ながら在庫の積み上げは限定的だったものの、9か月ぶりに90万トン台は回復している。

「主要品目別月間入・出庫および月末在庫(2018年11月)」本紙参照[....]