児童が葉山などで観察や採集、日本水産「海とさかな」体験学習

2017年8月18日

深海巡航探査機・うらしまを見学(横須賀ツアー)

 日本水産(大木伸介社長)は、自社協賛の「第36回『海とさかな』自由研究・作品コンクール(主催・朝日新聞社、後援・農林水産省ほか)の一環で体験を通じて学ぶ「体験学習ツアー」を神奈川県葉山と横須賀で開催した。募集で当選した小学校4?6年生57人が学んだ。

 葉山ツアーは7月24日に一色海水浴場で29人が参加した。海岸漂着物の観察や標本の作製、磯の生き物の観察・採集のほか、シュノーケリングで海中生物の観察などを行った。

 横須賀ツアーは8月8日に海洋研究開発機構(JAMSTEC)で行われ、28人が参加した。深海巡航探査機・うらしまの見学や、船上作業で多用されるロープワークのレクチャーと実習のほか、高圧実験水・圧力実験の見学などを行い、日常では経験できない貴重な体験学をツアーとなった。

 コンクールは海と魚の不思議や驚きを子供らしい発想で研究したり絵や作文で表現したりする作品を募集、「体験学習ツアー」は応募作品を作るヒントや海洋や魚を学んでもらうため企画している。[....]