偽装道産貝柱中国・台湾で流通、粗悪でブランドを棄損

2018年8月20日

 北海道漁連によると、中国や台湾で産地(加工地)を北海道と偽った「偽装北海道産干貝柱」の流通が増えているという。正規品に比べ、価格は安いが品質は粗悪で、道漁連は正規品の流通に悪影響を及ぼすほか、「北海道ブランド」のイメージ損失にもつながるとして懸念を強めている。大連地区の加工業者が北海道などの加工業者から仕入れるウロ付きボイルホタテを干貝柱に加工、中国産イタヤ貝の干貝柱を混ぜて「北海道産」「日本産」などとして中国、台湾、香港で出回っているという。[....]