マグロTACで現場は苦渋の対応、小型魚計量し放流も

2018年7月4日

 漁獲可能量(TAC)法に基づく管理の第4管理期間が1日にスタートした太平洋クロマグロ漁で、漁協別に漁獲枠を設定した岩手県で早くも一部漁協で枠の上限に達し上場制限している。枠が上限に達した所属の定置漁業者の中には、30キロ前後のマグロをいったん水揚げし、計量したあとに30キロ未満を上場せず洋上に放流している事例もある[....]