マグロ漁船に幾何学模様デザイン、臼福本店の第一昭福

2019年11月27日

進水した第1昭福丸

白地に赤や黒の幾何学模様がデザインされた遠洋マグロ船が22日、宮城・気仙沼で披露された。国のもうかる漁業創設支援事業の認定を受けた?臼福本店(臼井壯太朗社長)が、みらい造船で建造を進めている第1昭福丸(486トン)で、来年1月に竣工、3月から操業を開始する。「人を集め、世界にアピールする船」ため、船体は「白色」という概念を打ち破った外装を採用。屋号を崩して線と丸の柄に再構成した和風の模様を採用。世界中の海でも日本船と分かる。世界的に活躍する佐藤オオキ氏を中心とするデザインオフィス「nendo」と空間デザインオフィス「onndo」が手掛けた斬新なデザインは、進水式に参加した関係者らも驚かせた。

 合わせて漁労作業の負荷軽減を目指す「生産性向上カイゼン検討会」の重労働箇所の作業量削減策を反映。[....]