ホタテ情報/噴火湾産ボイルホタテ新物が3割減産

2013年5月20日

 噴火湾産ボイルホタテの今期新物は、中国向け両貝冷凍の大幅増加による仕向け割合の低下から、前年比3割ほどの減産となったもようだ。供給減少を受け、産地には製品確保のための引き合いが入り「荷動き順調」(加工業者)との声が聞かれる一方、消費地では依然、相場高による「タテ」の消化への不安が指摘されている。

 噴火湾産の加工貝は4月末までに胆振側1万3700トン、渡島側5万9000トンの計約7万2700トンを水揚げし、ほぼ終漁。昨シーズンと比べると、3%ほどのマイナスとなった。[....]