ホタテ情報/オホーツク17万トン止まり

2016年1月13日

 昨年、大きく減産したオホーツク産ホタテだが、今年3月からの新シーズンはさらに厳しい生産が見込まれている。一昨年冬の大型低気圧の被害が今期の漁場にも及んでいるほか、昨秋の低気圧による影響が懸念されている地区もあるためだ。水産経済新聞社の聞き取りによると、沿岸各漁協の現時点での水揚げ計画(暫定値、サロマ湖養殖除く)は、合計で約17万3500トンと、近年最低に沈んだ昨年(19万8000トン)をさらに1割方下回る水準と[….]

「オホーツク地区ホタテ水揚げ推移(サロマ湖養殖除く)」本紙参照