ブリストル湾抱卵ニシン漁、巻網は枠の半分消化

2013年5月20日

 米国アラスカ・ブリストル湾の抱卵ニシン漁は順調で、現地15日も巻網と刺網を合わせて2859トン(Sトン、以下同)とまとまった。同日までの累計漁獲量は1万3454トンとなり、巻網は枠の半分を消化した。

 15日は巻網が30隻で2035トンと前日を上回り、カズノコの卵率も10・5%と、今シーズン最高の歩留まりとなった。ただ、平均魚体が1尾360トンと小型化したのが目立った。同時に前日14日の最終漁獲量も1770トン、379グラム平均、9・8%にそれぞれ修正され、当初の発表より小型化して歩留まりは向上した。

 (「ブリストル湾抱卵ニシン漁の推移」は本紙参照)[....]