ブリストル湾抱卵ニシン漁、刺網は続く

2013年5月27日

 ブリストル湾の抱卵ニシン漁は刺網の加算が続いており、現地21日までに巻網と合わせた全体の水揚量は2万6000トン(Sトン、以下同)を超えた。

 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、21日の水揚量は908トンと再びまとまり、一日の水揚量としては今年2番目のボリュームとなった。このため、刺網の累計漁獲量は5805トンと枠の64・4%まで進捗し、すでに終了した巻網と合わせると2万6046トンに積み上がった。この時点で、これまで近年の最多だった2010年の2万5432トンを超えて、2000年代の記録を塗り替えた。

(「2013年ブリストル湾抱卵ニシン漁獲推移」本紙参照)[....]