ブリストル抱卵ニシン漁、好スタート

2013年5月15日

ブリストル湾の抱卵ニシン漁が現地11日からスタートし、2日目から巻網による水揚げがまとまってきた。

 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、初日11日の水揚量は巻網776トン(Sトン、以下同)、刺網346トンの計1122トンだった。魚体は刺網が425グラム、巻網でも401グラムあり、昨年の序盤(5月17、18日)に比べて刺網はほぼ同サイズだったが、巻網については16%も大きくなっている。

 2日目には、稼働時間が初日の12時間から24時間へと拡大したことで水揚量もまとまり、巻網は3820トンと、1日当たりの漁獲としては近年で最もまとまった水準に達した。

 (「ブリストル湾抱卵ニシン漁の推移」は本紙参照)[....]