2018年12月19日
北米抱卵ニシン漁のうち、カズノコ生産の主力漁場である2019年割当がほぼ出揃い、漁獲枠の上では供給不足の心配は解消された。ただ、この主漁場でも近年、魚体の小型化や来遊資源の分散、あるいは経済活動の低下に伴う想定外の減産に遭遇するケースが目立ち、来シーズンもひと筋縄ではいきそうにない。厳しい価格交渉を乗り切るカードは、やはり漁次第といったところか。
「米国SEシトカ抱卵ニシン漁獲推移」「2019年のカナダBC抱卵ニシン漁獲枠と18年実績」「ブリストル湾抱卵ニシン漁の推移」本紙参照[....]